社員紹介
斎藤 元輝
挑戦を後押ししてくれる最高の仲間

前職は体育指導員
今までの悩みが一気に氷解!

前職は別の会社の体育指導員で、転職のきっかけは、まさに指導の手応えにありました。前職での業務は、いくつかの自分の担当保育園や幼稚園を週に一度くらいの頻度で定期的に訪れては子供達に体育指導を行うというものでした。私が行くと子供達は喜んではくれますが、運動の得意な子は元々運動が好きで楽しんでくれるものの、苦手な子はどうにも今一つ手応えがありませんでした。むしろ跳び箱や鉄棒への苦手意識が大きくなる気すらするのに、どうしていいかも分からず、幼児体育の指導員という仕事に見切りをつけようかと悩んでいた時に、安田式に出会いました。

安田式遊具で遊ぶ子供達の映像や体育指導の理論を聞けば聞くほど、長年のもやもやが晴れて、悩みが氷解していきました。すると、こうやったら自分の指導でもっと子供を熱中させられるのではないか?こうやったらあの子もこの子も出来ないことが出来るようになったのではないか?と子供達を「熱中できる体育遊び」で育みたいという思いでいっぱいになり、すぐに転職を決めました。安田祐治先生にお会いし、直接お話を伺った日のことは今でも鮮明に覚えています。

安田式の実践をして、初めて感じた一般的な体育指導との違いは大きく2つありました。1つ目は指導の手応えです。以前は、私が伺ったその時間だけが園での「体育遊びをする時間」のような状態でした。それに対して安田式では、短時間でも日常的に体育遊びを行うことを目指しています。その中、私の業務は子供に遊びを通してスイッチを入れるだけではなく、先生方が日常の遊びを継続出来るようにサポートする研修を行ったり、遊具のご提案で遊びの環境を整えることです。それらが満たされると日々の子供達のトータルの運動量が格段に上がり、子供達の伸びるスピードも意欲も今までと比較にならないほどの成果を上げることが出来ました。不定期の体育遊びと毎日する体育遊びでは差が出るのは当たり前なのですが、指導方法だけでなく安田式遊具があるという環境を整えるだけで、こんなにも子供達が自分たちで喜んで遊ぶなんて!私が必死で子供を盛り上げたり、子供を待たせながら体育器具の準備をしていた日々が嘘のようで、目からウロコでした。

そして何よりも大きな違いは子供達の笑顔です。以前は、頑張って逆上がりなどの技が達成出来た時が、子供達の一番の笑顔を見られる瞬間だったのですが、安田式では、出来る子も出来ない子も、ずっとキラキラした笑顔を見せてくれるのです!皆で待ち時間少なく、仲間と共感しながら遊んでいる子供達は、「体を動かすことが楽しい!」と本当に楽しそうな表情を見せてくれるのが驚きでした。今ではそんな子供達と、それを一緒に喜んでくださる先生方の笑顔が私の元気の源です。

講演活動でより多くの方に想いを届ける

現在では、関東圏内で安田式遊具の営業と納入園への体育指導・研修を主に任されています。前職の経験があるので、体育指導に関しては入社直後からすぐに楽しく実践出来ましたし、先生向けの研修も、実際に出来るようになっていく子供達の様子をご覧いただきながらお伝えするスタイルなので、比較的容易に体得することが出来ました。遊具の納品時に遊んだ子供達が、次回訪問時に見違えるほど成長していて、「見てみてー!」と出来るようになった技や、がんばりまめの自慢大会が始まるのはとても嬉しいです。

また、近年では園内での子供達向けの指導や職員研修だけでなく、保護者向けの講演や市町村単位の保育士研修会などのご依頼も任せていただけるようになりました。研修と講演。一見同じような業務に思えますが、講演業務は簡単ではありませんでした。講演会では、子供達の遊びの様子の動画をスクリーンで紹介しながらお伝えするのですが、実践の様子を直接見てもらえないまま受講される先生方が共感して意欲を高めていただくためには、相当な臨場感やリアルさを情熱をもってお伝えすることが必要になるのです。

取締役の居関が全国各地で行う講演会に同行して、参加者の方々の反応は十分に見てきていたので、初めて大きな講演を任された時には、ドキドキしました。まずは居関の講演の完全コピーを目指して徹底的にマネをしました。居関の講演を録音したものを何度も聞きすぎて、一時は関西弁やイントネーションまで移ってしまう程でした(笑)。その甲斐あってご縁が繋がり、様々な場所で安田式をお伝えさせていただいていますが、今でも安田式全体の伝え方は進化し続けていますし、毎回ご参加の先生方の状況に合わせて様々な切り口で共感いただけるようどんな映像をお見せしようか、どんな笑いを入れようか、どんな順番でお伝えするのが分かりやすいのか…日々模索しています。

ある公立園の保育士研修会をさせていただいた時、研修を受けた先生がすごく興味を持たれて、日常的にはあまり関わりがない近隣の私立園の先生方に声をかけて、次のタイミングで、公・私立合同の研修会を実現してくださいました。それを機に、その市町村の園様同士が互いに園見学に来られたりと、活発な情報交換が行われるようになりました。「運動遊びで子供達を伸ばそう」という同じ想いの下に、大きなネットワークが広がっていくお手伝いができていることに、とてもやりがいを感じています。自分の伝える力が大きくなれば、もっとこの輪を広げることが出来るのですから、日々精進だと思っています。

講演活動でより多くの方に想いを届ける
挑戦を後押ししてくれる最高の仲間

挑戦を後押ししてくれる最高の仲間

関東営業所は、前職が体育指導員の3人でロッカーと机だけがあるマンションの1室からスタートしました。3人とも「安田式を日本中に広めたい!」の一心でエールに入社して関東営業所を立ちあげましたが、お客様を開拓する業務はほぼ初めての状態でしたから、ただひたすら営業を模索する日々でした。なかなか思うように広めることが出来なかった当初、諦めずに頑張れたのは、お客様からの温かいご支援はもとより、関西の仲間の存在でした。時折電話をしては互いの状況を報告し合い、刺激を受けたり励まし合ったりしました。関東まで激励に来てくださる会長を始め、取締役や部長の期待にも応えたいと頑張った甲斐あって、関東でも徐々にお客様の輪が広まっていきました。広まりと共に少しずつ仲間の数も増え、二度の引っ越しを経て、今では始めの頃には想像も出来なかった大きな事務所を構えることが出来ました。

本社との距離が離れている関東メンバーにとっては、年に数回の本社での全社研修や、面談を通して会社の方向性やスキルアップの機会を定期的に持つことが出来るのもありがたいと思っています。直接会って仲間の成長も肌で感じながら、また離れて互いに頑張る。仕事の仲間が人生の仲間であるような環境は、ずっとチームスポーツをやってきた私にとっては理想的でとても感謝していますし、後輩達にもそんな仲間でありたいと思っています。

会社全体としても入社後10年で見違えるように大きく成長してきましたが、仲間がその成長に負けじと楽しみながら様々なことに挑戦し、その挑戦を皆が後押ししてくれるのも魅力的な環境だと思います。まだお出会い出来ていない子供達や先生方に、安田式をお伝え出来るよう、チームワークの良さが自慢の関東メンバー一丸となって、頑張りたいと思います。そして、いずれは関東にも「がんばりまめの杜」を創りたい。小学校にももっと広めたい……。私の挑戦も、当面尽きることはないようです。

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